家庭菜園記事 野菜の育て方

ニンジンの春まき栽培に挑戦しよう!

皆さんこんにちは。
のはら菜園のかーくんです。

2月の寒波もひと段落して、これから暖かくなってきますね!
そこで今回の記事では、これから本格的に始まるお野菜の種まきシーズンに備えて、ニンジンの春まき栽培の方法についてまとめていきたいと思います!
この記事を読むことで
 ・ニンジンの特徴
 ・ニンジンの春まき栽培の注意点
 ・春まきに適したニンジンの品種
が分かるように書いていきますので、最後までよろしくお願いします。
※ニンジンの品種紹介においてプロモーションを含んでいます。

ニンジンの特徴

まずは、ニンジンそのものについて、さらっとご紹介していきますね。
ニンジンはせり科の植物で、お野菜としてはその他に、セロリ、パセリ、ミツバがその仲間になります。
どのお野菜も葉に特徴的な香りを持っていて、ハーブなどにも仲間が多いです。
ニンジンは春と夏の2回種まきのタイミングがありますが、夏に種まきをして冬に収穫するのが家庭菜園では一般的な作型なのかもしれません。春まきは保温が必要だったり、大雨が降って不作になったりと、少しだけ難易度が高いのが実際のところだと思います。

続いてニンジンの特性についてです
発芽適温は15~25℃とされていて、発芽可能な温度としては8~30℃、35℃を超えると発芽しなくなります。低温下では発芽までの日数が長くなり、11℃で10日、8℃では30日以上必要となることが知られています。
成育適温は18~21℃で暑い環境を嫌います。高温になると根の肥大が鈍くなり、葉の成長も止まるので、病気になりやすくなります。一方低温でも成長は鈍り、3℃以下になると根の肥大が停止します。
土壌適正は水はけが良く通気性があり、雨が降っても硬くならない土壌が良く、肥よくな砂壌土が最適とされています。土壌酸度はpH6.0~6.6程度の弱酸性~中性が適しているとされ、pH5.3程度まで酸性に寄ってしますと、葉が黄変し成長が停止してしまいます。季節の変わり目に大雨が降りやすい春まき栽培の場合は、水はけと通気性を良くするのがポイントです。
土壌湿度は根の生育には土壌許容水量の70~80%程度が最適とされていて、葉の生育時はもう少し高いほうが良いとされています。ですが、多湿になると根の肌が荒れたり、根腐れを起こすことも多い為注意が必要です。また、乾燥した場合は、根の生育が阻害され、色が悪く、ひげ根も増えます。また、不規則に水を与えると根の肌荒れの原因となることが知られています。

以上をまとめると、ニンジンは比較的冷涼な環境を好むお野菜で、日本の温暖地域では春ごろと夏ごろの2回種まきのタイミングがあります。
水はけの良い土壌を好み、多湿が過ぎると根腐れを起こしたり、肌が荒れる原因にもなります。乾燥しすぎると、ひげ根が増えたり、肌が荒れる原因になったりします。

ニンジンの春まき栽培の注意点

ニンジンは春(3月~4月)と夏(7月~8月)の2回種まきのタイミングがあると言いましたが、一つ前の項で説明しましたが、ニンジンの発芽適温は15℃~25℃となっていて、実は3月中では少し温度が足りていない状況になります。
また4月でも朝晩は気温が低下するので、生育適温には低い温度となることもあり、良いニンジンを育てるためにはしっかりとした管理が必要になります。

具体的に必要となる3月中の栽培管理としては、種まき後に保温をしてやる事と保湿してやることが必要になります。
保温方法としては、ノーポリや農ビとよばれるような農業用透明ビニールシートと支柱を使って保温トンネルを作る方法や、不織布を直接べた掛けして、保温と保湿を図る方法が一般的です。
もしこの記事を読んでおられる方が、家庭菜園初心者の方であれば、種まきの時期を4月に入って十分に日中の気温が上がったころにして、保温の手間を省き、適切に水やりの管理を行うか、あまり畑に行けないようであれば、不織布をかけてやって発芽を待つのをオススメします。
また、家庭菜園中級以上の方は、3月の少し寒い時期から種まきを開始して、トンネル等で保温・保湿してやると、周りの家庭菜園愛好家の方たちよりも少し早くニンジンを収穫できるようになるので、それはそれで楽しいかもしれませんね!

ちなみにですが、プロの生産農家さんの場合は、春、夏の2回以外にも様々な作型で生産されていたりします。
一例ですが、11月頃に種まきしてすぐにトンネル保温を行って4月頃に収穫したり、2月頃に種まきして、厳重に保温して5~6月頃に収穫されたりもしています。
これらは専用の保温資材が必要だったり、温度管理が難しいので家庭菜園愛好家の方に積極的にオススメはしませんが、気になる方は勉強されてから挑戦してみてください!
ちなみに私は昨年に2月種まきに挑戦してみて、発芽がそろわずにちょっと失敗しました。

春まきに適したニンジンの品種

ニンジンはある程度成長した状態で10℃以下の低温にあうことで、花芽を作って子孫を残そうとするようになります。
一般的にトウ立ちとよばれますが、花が咲いてしまい、ニンジンの根から栄養が消費されて美味しくなくなる現象が起こってしまいます。
このトウ立ちは品種によってタイミングが大きく異なるので、低温にさらされやすい春まき栽培は品種の選定が大事になります。
以下は春まきにオススメの品種です。
向陽二号 タキイ種苗
 ⇒ロングセラーの人気品種で、春まき・夏まき両方可能な兼用品種です。トウ立ちも遅く、土質も幅広く対応可能なので、迷ったらコレ!という品種です。
恋むすめ タキイ種苗
 ⇒早生品種(種まきから収穫までの期間が短い)で病気にも強い品種。
ベーターリッチ サカタのタネ
 ⇒トウ立ちが遅く、寒さにも強い品種。ニンジン特有のにおいも少ないので食べやすいと人気!

まとめ

ニンジンは冷涼な気候を好み、寒さに比較的強い野菜ですが、低温下では発芽に30日もかかってしまうなど、寒い時期に上手に発芽させるには、種まき後のケア(保温)が必要です。
ニンジンの春まきは少し上級者向けの栽培スケジュールにはなりますが、年2回新鮮なニンジンを収穫できるように保温にチャレンジされてみてはいかがでしょうか?

のはら菜園
かーくん

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