コラム記事

畑の排水ルート確保できてますか?

みなさんこんにちは。
のはら菜園のかーくんです。

5月中旬にもなるとめちゃくちゃ暑い事もなく、農作業もしやすいし、野菜たちもグングン成長してくれるし、畑作業がとても楽しい時期ですよね!
4月末~5月上旬ごろに植え付けた夏野菜も活着が進んで、まずは一安心といったところではないでしょうか?
そんな、少し一息というタイミングでしっかり確認しておきたいのが、畑の排水についてです。
これから夏に向けてお天気が不安定な時期に入っていきますよね。
昨年は梅雨に入る前に一度大雨が降って、畝の間に水が溜まって大変なことになってしまったのを覚えています。
なので、まだ雨がそんなに多くなくて、土が乾いていて比較的溝を掘ったりしやすいこの時期に、排水路を切っておくことをオススメします。

排水路を作ると聞くと、スコップやクワを使って側溝のようなものを作らないといけないのか、、、と思う方もおられるかと思いますが、そんなに深く溝を掘る必要はないんです。
数センチの溝、もはやちょっとしたスジを引っ張っておくだけでも、排水状況は全然変わってきます。
また、とても重要なことは、その引いたスジの先をしっかり畑の外(排水出来るところ)につなげておくことです。
単にスジを引いておくだけでは、いずれ水が溜まってしまいます。
もちろんノーガードよりは断然良いのですが、大雨の場合は排水がうまくできずに野菜の根にダメージを与えてしまう恐れがあります。

また、ちょっとめんどくさいとは思うんですが、雨が降っている時に一度でいいかから畑を見に行ってみるのがオススメです。
畑は一見すると平坦に見えても、北側が少し高いとか、若干窪んでいるとかがあるものです。
晴れていると全く気づきませんが、雨が降って水の流れを見ていると、高い低いや溜まりやすい場所を簡単に判断できます。
雨の日は畑仕事はしません!って方も多いと思いますが、一度だけで大丈夫なので、自分の畑の個性を確認してあげてください。
そうすることで、梅雨末期の大雨や台風にも負けない畑づくりに近づけると思います。

本格的に梅雨シーズンに入る前に、自分の畑の排水状況を確認してみてください!
乾きにくい畑であきらめていた方も、排水路をしっかり切ることで、多少は改善があるかもしれませんよ!

最後までありがとうございました。
のはら菜園 かーくん

-コラム記事
-, ,