コラム記事 野菜の育て方

タネの新カタログの季節です。

みなさんこんにちは!
かーくんです。

先日更新した記事で、そろそろ夏野菜の次も検討を開始する時期ですね~っていう内容を書いていたんですが、種苗メーカーから、2025年夏秋号の品種紹介カタログがやってきましたよ!
カタログには、夏秋に販売される種のうち、新品種や定番品種、メーカーオススメ品種を中心として掲載されています。
また、種苗メーカー担当者さんのコメントなども載っており、非常に勉強になります。

今回気になったのは、種苗メーカー”サカタのタネ”さんが発行されているカタログ「家庭園芸」に載っていたスナップエンドウの夏播き秋どり栽培についての記事です。
スナップエンドウなどのいわゆるエンドウマメは、秋に種を播いて、まだ枝葉が小さい状態で冬を越し、翌年の春に収穫するのが一般的な栽培方法となっています。
なので、4~5月頃は沢山のスナップエンドウがスーパーの棚に並んでいると思いますが、それ以外の時期は品薄になるのが一般的です。
今回載っていた作型は、エンドウマメのつるなし・早生種を8~9月に種を播いて、10月~11月ごろに収穫する作型で、温暖地向けとなっていました。
インゲンマメは1年で3回収穫時期があるのは知っていましたし、エダマメも夏どりと秋どりがあるのは知っていましたが、スナップエンドウにも秋どりが出来る品種があるのは知りませんでした!
毎年栽培をしていますが、個人的にはメインとしている品目ではないので、まだまだ勉強不足です。。。
通常は春どりなので、その真裏にあたる秋どりが出来ると、品薄時期に出荷できるので、農家的には高単価が期待できますし、消費者にとっても、スナップエンドウを楽しむことが出来るので、本当にありがたいですね。

スナップエンドウの夏播き秋どり栽培ですが、栽培難易度はやや高めになるようです。
スナップエンドウは基本的に涼しい時期に種を播き育てていくお野菜なので、基本的には暑さに弱い性質を持っています。
ですが、秋どりの場合、気温の高い8月~9月に種まきを行わないといけないので、育苗管理や栽培管理にちょっと工夫が必要となる事が想像できます。
家庭菜園を数年やったことのある中級者の方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

最後までありがとうございました。
のはら菜園 かーくん

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