みなさんこんにちは!
かーくんです。
梅雨入り早々大雨が2日ほど降って、明日は梅雨の晴れ間となるようですが、そうなると高温多湿環境となる事が予想されますね。
高温多湿は人間にとってもツライ環境ですが、野菜達にとっても一般的にはあまり嬉しい環境ではありませんね。
カビや土壌病害が広がりやすくなる環境ですので、十分にご注意ください。
一般的にカビの繁殖を予防する方法としては
・株間、畝間をしっかりと確保して、通気性を良くしておく。
・雑草を過繁状態で放置しない。
・殺菌剤等の薬剤を散布する。
等が考えられますが、基本的には適切な株間、条間を確保して、通気性をしっかり確保おくことが一番だと私は思っています。
続いて、雑草を適切にコントロールすることも重要で、雑草が茂り過ぎると、通気性が悪くなり湿気が溜まるだけでなく、虫達も寄って来ます。
虫の中には、病気を媒介するものもいるので、虫の隠れ家となるような雑草を茂らせない事も重要です。
プロ農家の方々はさらに殺菌剤や病気予防となる薬剤の散布を行う事でさらに盤石な管理を行ってしますが、それでも追い付かないことが事があるのが、梅雨時期の高温多湿です。
みなさん油断せずに管理して、梅雨を乗り越えて夏の収穫を楽しみましょうね!
あともう一つ怖いのが、土壌病害です。
梅雨の長雨で植物が弱ってしまい、土壌中に潜伏している病原菌が植物に感染することがあります。
代表的なものは、半身萎凋病、青枯れ病などがあります。
これらは弱った植物の根や、泥の跳ね返りが付着した葉などから感染し猛威を振るいます。
対策としては、ポリマルチの使用、枯草でのマルチング、下葉の除去などがあります。
一度病気に感染すると治療はまず困難な事が多いので、もし感染してしまった株を見つけたら、もったいないと感じるかもしれませんが、株を抜き取ってしまい、畑外に持ち出して処分するのが一番です。
感染拡大することが一番怖いです。
梅雨はカビの発生や病気の感染など、気になる事が多い時期ではありますが、ここを超えると夏野菜たちは一気に収穫トップシーズンに入るので、何とか耐え忍んでいきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
のはら菜園 かーくん