みなさんこんにちは!
かーくんです。
6月も終盤に入ってきて、どんどん暑さが厳しくなってきていますね。
2025年の梅雨は途中で梅雨前線が消滅して、復活したと思ったら大雨で、なんだか振り幅がすごいですが、ぼちぼち7月の梅雨明けを意識して準備を進めていかなければならない事があります。
そう!秋冬野菜の準備です!!
今回は、ジャガイモの秋作についてご紹介していきたいと思います。
まずジャガイモと言えば、3月~4月初め頃に植え付けて、6月~7月初めごろに収穫するのが最もよく知られている、作付けパターンではないでしょうか?
6月頃にスーパーで”新じゃがいも”として売られるのが、この作付けになります。
この春植え、初夏採りは、遅霜にさえ気をつけて植え付けてやれば、比較的簡単に栽培できるのが特徴で、家庭菜園でも広く行われている作型だと思います。
続いて、今回のメインである夏植え、秋採りの作型は、8月末ごろに植え付けて、11月頃に収穫を行う作付けパターンとなります。
春~初夏栽培と比べると、半月ほど栽培期間が長くなるイメージです。
秋作ジャガイモのポイントは、いかにして暑さを乗り越えて芽を出すかに尽きると思います。
その工夫として、暑い中では腐りやすいので、種芋はカットせずに、そのまま植え付けるのが一般的です。
春に植え付けをする場合は、大きな種芋は半分にカットして、種芋の数を増やすことが出来ましたが、夏植えの場合は、種芋のカットが推奨されません。
理由としては、暖かい環境で傷口を付けてしまうと、そこから雑菌が侵入して病気になったり、種芋自体が腐ってしまうリスクが高くなるからです。
もし、どうしても大きな種芋を使用する場合は、あきらめて大きな状態で種芋とするか、早めにカットして、傷口をしっかり乾燥させてから植え付けをするの2択かと思います。
種芋を購入する際には、比較的小さめで大きさの揃った種芋を選べるなら選ぶ方がよいと思います。
また、秋ジャガイモにオススメの品種があるので最後にご紹介しておきます。
春植え用の品種でも秋ジャガイモ栽培が出来るそうですが、休眠を解除してやる必要があったり、気候が合わなかったりするので、秋じゃが品種がオススメです。
その中でも代表的な品種が
・ニシユタカ
・デジマ
・アンデス赤
このあたりの品種がポピュラーなものだと思います
私もニシユタカを栽培していますが、比較的栽培が簡単で、収量が多く、食味も良いのでオススメです!
あと、デジマは最近ではスーパーに売られているのを見かけるようになりましたが、こちらも美味しいイモです。
アンデス赤は私自身は食べたことが無いのですが、家庭菜園をされている方の間では、少し珍しいジャガイモとして人気があるようです。
今回紹介した品種はどれも、秋ジャガイモとして栽培しやすい品種ですが、もし悩まれているなら、私はニシユタカをオススメしておきます。
ぜひ秋ジャガイモ栽培に挑戦してみてくださいね!
最後までありがとうございました。
のはら菜園 かーくん