みなさんこんにちは。のはら菜園のかーくんです。のはら菜園日記では、兼業農家で無農薬&少量多品種栽培に挑戦している、のはら菜園の菜園情報や、オススメ野菜、オススメの食べ方などを紹介しています。
さて今回は、8~9月に播種・定植するお野菜のご紹介第2弾となります。
農業を始めたばかりの私ですが、自分自身の頭の整理も兼ねて、今の時期に播種できるお野菜をまとめていきたいと思います。栽培スケジュールは第1回と同様に、中間地でのおおよそスケジュールで書いていますのでご了承ください。
それではよろしくお願いします。
キャベツ
まずはキャベツです!キャベツは1年に3回の播種タイミングがあり、春まき、夏まき、秋まきがあります。もちろん品種によって好ましくないタイミングもありますから、品種ごとに播種時期を確認する必要があります。
播種時期の勉強する前は、キャベツは年中通して流通していますが、春キャベツの印象が強くて、露地では1年に1回(春キャベツの時期に)収穫するのがスタンダードなのかな?と考えていたのですが、露地でも年に3回も播種できる優秀お野菜でした笑
最近ではミニキャベツから特大キャベツ、とんがりキャベツに非結球キャベツなど様々な品種がラインナップされていて、キャベツと言って侮れないお野菜です!
おおよその栽培スケジュールは次のようになっています。
玉ねぎ
玉ねぎは、早生種、中生種、晩生種と様々な品種ラインナップのあるお野菜です。早生種は9月上旬に播種し4月に収穫する品種。中生種は9月下旬に播種し6月上旬に収穫する品種。晩生種は9月下旬に播種し6月中旬に収穫する品種になっています。いわゆる新玉ねぎは、4月に採れる早生種だったり、中晩生種を少し早めに収穫するものになります。
また、早生、晩生の違いは単に成長速度だけではなくて、晩生種になるほど貯蔵性に優れるという特徴を持っています。中生種だと収穫後3~4か月の貯蔵期間なのに対して、晩成種だと6~10か月ほどの貯蔵が可能となっています。※貯蔵条件によって異なります。
のはら菜園では、早生種、晩生種に加えて、赤玉ねぎも栽培することが多いです。
おおよその栽培スケジュールは次のようになります。
にんじん
次はにんじんです。にんじんも春まき、初夏まき、夏まきと細かく分けると3回の播種タイミングがあります。私の地元京都では、お正月のおせち料理に金時にんじんが入っているので、にんじんと言えば冬というイメージが強く刷り込まれています笑
ちょっと脱線しますが、金時にんじんのような真っ赤で細長いにんじんは一部の地域でしか食べられていなくて、他の地域では珍しいにんじんなんだという事を、大学で大阪に出てから知りました(^_^) 金時にんじんは甘くておいしいのでオススメです!
のはら菜園では現在、金時にんじん2種を栽培しています。
にんじんの栽培スケジュール以下のようになっています。
さて今回も8~9月に播種するお野菜を紹介してきましたが、この時期に播種するのは非常にポピュラーで食卓のレギュラーメンバーともいうべきお野菜たちが多いですね。
それほどに、猛暑を乗り越えて秋に向かって涼しくなっていく時期というのは、お野菜にとってものびのびと成長できる良い季節という事なのでしょう。
そして改めて思うのはアブラナ科のお野菜の多さですね。白菜にキャベツ、今回ご紹介していないブロッコリーも8-9月に播種するアブラナ科のお野菜です。アブラナ科は青虫が付いて防除対応が大変な側面がありますが、採れるお野菜はどれも美味しく、魅力に溢れたお野菜たちだと思います。
気になるお野菜があった方は、お庭の少しのスペースやベランダ菜園でも育てられる品種もあるので、チャレンジされてみてはいかがでしょうか?
それでは皆さんありがとうございました。
のはら菜園 かーくん