こんにちは!
かーくんです。
九州南部が梅雨入りして、沖縄・奄美地方の梅雨入りがもうすぐと言われていますが、皆さん夏野菜の植え付けは完了しておられるでしょうか?
いまならまだまだホームセンターで苗が売られているので、全然問題ないですが、もう少ししたら一気に撤収されてしまうので、気になる苗は早めに手に入れておいてくださいね!
もし、もう少し畑の準備に時間がかかるという場合は、ナスやトマト、ピーマンなどであったら鉢上げ(大きなポットに植え替え)してやることで、問題なく育苗を継続出来るので、時間を稼げます!
しかし、あまり植え替えを好まない、オクラやエダマメといった野菜たちは鉢上げをするよりも、購入してきたポットでそのまま育苗を継続して、畑には元肥を入れずに出来るだけ早く植え付けて、追肥で調整するというのも一つの手ではあります。
と、ここからが本題ですが、夏野菜は5月中には植え付けないと、と思っておられる方も多いかもしれませんが、まだまだ今から種をまける夏野菜がありますよ!
苗の植え付けがひと段落して手が空いている方は、少し時期をずらした夏野菜にチャレンジしてみてはいかがですか?
いくつか紹介していきます。
オクラ
オクラはとても高温に強い野菜で、その原産地はアフリカと言われています。
高温と乾燥に強く、また、多少なら過湿にも耐えるので、日本の真夏でもグングン成長します。
ですが、生育下限温度が10℃程度と言われており、寒さにはめっぽう弱いです。
霜が降りると一発で枯れていきます。
寒さに非常に弱い野菜なので、朝晩の気温が10℃に接近しなくなってくる、5月中旬ごろが種まきの最適シーズンになってきます。
また、オクラは根を切られるのを嫌うので、ポット育苗、直播の両方が可能ですが、ポットの場合は植え付け時に注意してください。
バターナッツカボチャ
かぼちゃも種類によってはまだまだ種まきから開始できますよ!
基本的には3月頃~4月末ごろのうちに種をまいて、4月~5月には植え付けを行うパターンが多いですが、夏の猛暑にも負けない品種は、今から種まきを始めても全然問題ありません!
かぼちゃの中でも、バターナッツは暑さに強い印象があります。
ほぼ放任栽培で十分な量が収穫が出来ますし、しっかりと追肥管理をしていれば、かなり長期間収穫を楽しむことが出来ると思います。
トマト
トマトも品種によりますが、まだまだ種まきからの栽培が可能です。
むしろ、8月の暑すぎる夏は苗の成長段階に当てて、9月以降のやや猛暑が和らいだ頃に実を収穫するやり方もあります。
トマトは雨量の多い梅雨時期に露地栽培していると、実が割れたりすることがあるので、梅雨時期は苗を育てる期間にして、その後に実を採るのも一つの作戦です。
ですが、真夏の暑い時期に畑に出ることになるので覚悟が必要になりますが。。。
あと、水の確保が難しい畑では、そもそも真夏の栽培は難しいかもしれないので、畑の特徴と相談してみてください。
キュウリ
キュウリもまだまだ種まきが出来ます。
キュウリも高温を好む野菜なので、ナス、トマト、ピーマンたちと比べて、種まきの適期が後ろにズレています。
なので、4月中旬~5月が種まき適期です。
また、暖地であれば、6月~7月上旬なら一応作型としては抑制栽培と言われますが、全然問題なく普通に露地で栽培が可能です。
私の農地は一般地・温暖地に分類されていますが、十分に抑制栽培のスケジュールで収穫出来ていますので、ほとんどの地域で6月に入っても種まきが可能だと思います。
まとめ
5月中旬から種まきスタートできるお野菜をいくつか紹介してきましたが、本当はまだまだあるんですよ!
例えば、ツルムラサキ、ササゲ、モロヘイヤ、なんかは夏野菜の代表選手ですが、ちょうどこれからが種まき時期になります。
ツルムラサキ、モロヘイヤは真夏に取れる貴重な葉物野菜ですから、ぜひチャレンジしてみてください!
みなさんの菜園生活のお力になれていると嬉しいです。
最後までありがとうございました!
のはら菜園
かーくん