スイスチャード調理法

スイスチャードのオススメ調理法 1

スイスチャードおにぎり

みなさんこんにちは。のはら菜園のかーくんです。のはら菜園日記では、兼業農家で無農薬&少量多品種栽培に挑戦している、のはら菜園の菜園情報や、オススメ野菜、オススメの食べ方などを紹介しています。

さて今回はスイスチャードのオススメ調理方法をご紹介していきたいと思います。
まずは、スイスチャードってどんなお野菜なの?という基礎情報からご紹介します。

◆スイスチャード(フダンソウ)の基礎知識
アカザ科フダンソウ属の1年草ー2年草。葉菜として改良されたビートの一系統。原産国はヨーロッパですが、江戸時代には日本で栽培されていた記録が残っていて、日本国内でも案外歴史の長いお野菜です。収穫時期が遅くなると葉にえぐみが出てくるので、収穫時期が遅くならないように注意が必要です。これまでは夏場のほうれん草の代替として重宝されてきましたが、最近ではほうれん草の品種改良が進み、出番がへっているとか。茹ですぎるとえぐみが出てくるので、短時間でサッと茹でるのがオススメ。

スイスチャード

 そんなスイスチャードですが、最近ではそのカラフルな色にも注目が集まっていて、色を生かした調理方法が多く紹介されています。
数あるレシピの中でも、特に最近SNSで見かけるのは ”スイスチャードおにぎり” ではないでしょうか?
という事で、今回はのはら菜園流スイスチャードおにぎりのレシピをご紹介したいと思います。カラフルな色合いと美味しさでお弁当を鮮やかに彩ってくれること間違いなしです(^_^)

◆スイスチャードおにぎりレシピ
 材料 ・スイスチャード 3~4枚(おにぎりの個数に合わせて増減)
    ・ごはん 1合(おにぎりの個数に合わせて増減)
    ・アジのみりん干し 3尾
    ・油揚げ 3~4cm

①スイスチャードの葉より下の軸部分を落とし、葉の部分を沸騰したお湯で30秒ほどサッと茹でます。茹でた後、すぐに流水で冷却して色止めをしましょう。
 ポイント!<スイスチャードは茹ですぎると、えぐみが出てしまい、色も抜けてしまいます。茹で時間は30秒程度にしておきましょう。軸部分は少し硬いので40~50秒程度。別々に茹でるのがオススメ!>
 今回のおにぎりにはスイスチャードの軸は使いませんが、茹でた後よく水気を切ってお浸しにするのもオススメです。

②アジのみりん干しと少量の醤油を垂らした油揚げを、トースターで1分30秒ほど加熱します。加熱したら、細かく刻んでご飯と混ぜ合わせて、混ぜご飯を作ります。お好みに合わせて塩で味を整えてください。少しゴマを振っても美味しいですし、混ぜご飯にスイスチャードの軸を細かく刻んで混ぜ込むのも良いと思います。

みりん干し、油揚げ
まぜごはん

③茹でたスイスチャードで混ぜご飯を包み完成です!葉の裏面の葉脈がキレイなので、葉の表面(ツルっとしている側)にご飯を乗せておにぎりを作るのがおすすめです。

おにぎり完成!!

 さて、今回は”スイスチャードおにぎり”をご紹介させていただきました。おいしくて、彩りもよく、お弁当にはもってこいのおにぎりではないでしょうか?注意点としては、何度も言いますが、スイスチャードの茹で時間を短くすることです。スイスチャードってえぐみが強くて、臭くて、雑草を食べているみたい、、、というようなご意見を見たりもしますが、茹で時間を適正にコントロールすることで大きく改善することもあります!特に小さなお子さんは、大人以上にえぐみや、苦味に敏感ですから、中身の混ぜご飯の味を少し濃いめにしたり、少し甘めにするのもいいのではないでしょうか?今回ご紹介したレシピは、あじのみりん干しの甘みや、油揚げのうまみで、えぐみを緩和できればと思い混ぜてみました。
スイスチャードが手に入った際はぜひ皆さんも挑戦してみてください。
それでは皆さんありがとうございました。

のはら菜園 かーくん

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