みなさんこんにちは。のはら菜園のかーくんです。のはら菜園日記では、兼業農家で無農薬&少量多品種栽培に挑戦している、のはら菜園の菜園情報や、オススメ野菜、オススメの食べ方などを紹介しています。
さて今回は、のはら菜園で育てているお野菜の1つにスポットライトを当てて、可能な範囲で詳しく掘り下げてご紹介したいと思います。
まず第一回目はコールラビをご紹介です!
コールラビってどんなお野菜?
まず皆さんにご質問です!「コールラビ」と聞いてどんなお野菜かイメージできますか??
農業関係者や家庭菜園を趣味にされている方はご存じかもしれませんが、多くの方はクエスチョンマークが頭に浮かぶのではないでしょうか。
コールラビはこんなお野菜なんです。
緑色の丸く膨らんだ部分を食べるお野菜です。ぱっと見た印象はカブみたいだけど全体が緑だし、なんか飛び出てない?って感じで見た目はかなり独特ですよね!笑
コールラビの基本情報
コールラビ (学名:Brassica oleracea var. gongylodes) 日本語表記のコールラビはドイツ語名:Kohlrabi を日本語読みしたもので、アブラナ科の越年草に分類されます。原産地は地中海北部とされていて、いわゆる西洋野菜です。
日本では蕪甘藍(カブカンラン)と呼ばれていて、意味的にはカブみたいなキャベツといったところでしょうか。
キャベツの野生種である、ヤセイカンランから茎の肥大性を特化させて人為的に生み出された品種とされています。
コールラビの種類
現在コールラビは種苗店で簡単に種を入手することができます。例えばタキイ種苗(株)では、コールラビ・グランドデューク(緑色)、コールラビ・パープルデューク(紫色)の二種類が販売されています。
他の種苗メーカーからもコールラビのタネや苗が販売されていますが、おおよそこの二種類が多いと思います。
コールラビの栽培スケジュール
コールラビの栽培スケジュールはざっくり以下のようになっています。
播種時期は3月上旬から9月の下旬までとなっていて、比較的一年中栽培可能なお野菜となっています。基本情報のところでもご紹介しましたがアブラナ科のお野菜なので、おおよそ春と秋冬の時期が栽培しやすい時期かと思います。
また、コールラビの苗は非常に青虫が付きやすいので、寒冷紗や不織布で覆って栽培するのがオススメです。このあたりの青虫対策はアブラナ科のお野菜共通ですね。
コールラビの食べ方
コールラビの食味は甘みの強い大根のように私は感じます。クセが無く非常に食べやすいお野菜です。スライスや刻んでサラダで生食も良いですし、他のお野菜と炒めても非常に美味しいです。
私はまだチャレンジしたことが無いのですが、煮込み料理にすると抜群に美味しいそうです!次に収穫した際はチャレンジしようと思っています。
どんなお料理にもなれる、とても汎用性の高いお野菜です。
さて、今回はコールラビをご紹介させていただきました。
日本ではまだまだマイナーなお野菜ですし、スーパーマーケットではまずお目にかかれないレア野菜ですが、食味は美味しく、どんな料理にも使える非常に汎用性の高いお野菜です。もし直売所等で見かけられた方は、ぜひ手に取って一度食べてみてください。見た目は奇抜ですが、その味に驚くと思います。
今後、のはら菜園日記でも、コールラビのオススメ調理法をご紹介しようと考えていますので、ぜひそちらの記事も読んでいただけると嬉しいです。
それでは皆さん最後まで読んで下さりありがとうございました。
のはら菜園 かーくん