みなさんこんにちは、のはら菜園のかーくんです。のはら菜園日記では、平日は会社員をしながら、週末に無農薬&少量多品種栽培に挑戦している、のはら菜園の情報や、オススメ野菜、オススメの食べ方など農業を中心とした話題を紹介しています。
さて今回は、これから美味しい時期を向かえる”さつまいも”のオススメを4つご紹介します。
最近では様々な品種のさつまいもが販売されていますが、今回は実際に私が食べた中で、特に甘く、しっとりとした”さつまいも”を選りすぐってご紹介したいと思います。
それではよろしくお願いします。
安納いも(あんのういも)
まずは安納いもです。最近ではスーパーでも店頭に並んでいるのを多少見かけるようになりました。
元祖しっとり甘い焼き芋と言えば安納いもではないでしょうか?
加熱すると、実がとてもキレイな黄色になり、甘くしっとりとした食感は、もう単なる芋ではなく、スイーツになっています。
一般社団法人安納いもブランド推進本部HPより引用
食味評価(Byかーくんの私見)
甘み:★★★★☆
しっとり感:★★★★☆
※さつまいもの味は追熟の条件や期間、焼き芋にする際の温度条件で大きく変わります。あくまでも私の感想です。
安納いもは、ホクホク感としっとり感の両方が味わえるお芋だと思っています。芋の中心付近はややホクホクとした食感を楽しめて、両端に近付くほどにしっとりとした食感になります。幅広い好みに対応できる、さつまいもの代表選手です!
シルクスイート
昨年あたりからの焼き芋ブームでの流れで、知名度が急上昇したのがこのシルクスイートではないでしょうか?
最近では焼き芋の専門店が出店されるなど、若い層にも焼き芋がスイーツとして認知され始めていますが、スイーツ焼き芋の代表選手がシルクスイートです。
芋の形状は綺麗な紡錘形(ラグビーボール型)で、芋の表面はさらっとしていて、まさにシルクですね!笑
カネコ種苗株式会社HPより引用
食味評価(Byかーくんの私見)
甘み:★★★★★
しっとり感:★★★☆☆
シルクスイートの特徴は何といってもその甘みです!焼き芋にしただけでも、砂糖を使っているかのような甘みが出てくるのは圧巻です。
しっとり感は安納芋よりも若干控えめで、ホクホク感の方が際立っているかなというのが私の感想です。一般的なさつまいもの品種である、鳴門金時よりはしっとりしていると思います。
紅はるか(べにはるか)
最近、人気が高まり始めているのが「紅はるか」です。スーパーで見かけることは少ないですが、焼き芋専門店やさつまいもスイーツなどによく使われるようになってきています。
旬の食材百科HPより引用
食味評価(Byかーくんの私見)
甘み:★★★★★
しっとり感:★★★★☆
紅はるかは非常に甘いのですが、その甘みの元となる糖分が麦芽糖によるものが多く、とても上品な甘みになっているのが特徴です。
食感もしっとり滑らかで、焼き芋を一度冷やすだけで、焼き芋スイーツの完成です。
甘太くん
紅はるかを地域ごとにブランド化したものも売られ始めています。その中でも個人的にオススメなのが「甘太くん」です。
甘太くんは大分県産紅はるかのブランドで、収穫後40日間熟成されたのち、糖度検査&品質チェックを受け認定されたものが甘太くんの名称で販売されています。
JAタウンHPより引用
食味評価(Byかーくんの私見)
甘み:★★★★★+★
しっとり感:★★★★☆
甘太くんは何といってもその甘みがずば抜けて高くなっています。しっかり整った環境で40日間熟成することで、でんぷんが糖化し紅はるかをより一層甘くしています。
スーパーではあまり見かけませんが、もし売っているところ見つけたらぜひ買って食べてみてください。これまでのさつまいもは何だったんだ?となるほどの衝撃を受けると思います。
さて、ここまでオススメのさつまいもをご紹介してきましたが、3品種とも一言で甘いと言ってもその甘みが違っていて、砂糖のような強い甘みだったり、すっきりとした甘みだったりします。
ぜひ皆さんのお好みに合うさつまいもを見つけていただければと思います。また今回ご紹介した3品種はいづれもスーパーでは手に入りにくいかもしれませんが、生産者直売コーナーや道の駅などの直売所ではこういった品種もおいていたりしますので、ぜひ探してみてください。
また、ネット販売であればおおよそ入手できると思いますので、可能な方はネットでの購入も検討していただければいいかと思います。
以上、最後までありがとうございました。
のはら菜園 かーくん